フランス料理留学⑤ パリでの生活

フランスでの経験
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パリでの年越し

 パリでは、約3カ月。

 語学学校に通いながら、ホームステイ先の屋根裏部屋で生活し、友達の家に居候し、3カ月間生活しました。

 2006年12月に渡仏し、2006年→2007年の年越しはパリで年越しをしました。

 語学学校で知り合った、いろいろな国籍の友達数十人と年越し!

 カウントダウンは、凱旋門へ!!

 

 よく日本のテレビとかでも映っているフランスの年越しです!の映像とともに、映っている凱旋門やエッフェル塔などで花火が打ち上げって盛り上がっている、あの場面のところへ。

 時間に余裕を持ってメトロ(地下鉄)に乗り、凱旋門へ!花火とともにカウントダウン!というのが、思い描いていた映像でした!

 しかし、パリに住んでいる人はみんな同じ考えなので、地下鉄は超満員でした。


 地下鉄の電車にもなかなか乗れず、結局カウントダウンは、超満員のメトロの地下鉄の中で、カウントダウン!笑

フランス人、みんな陽気なので、そんなことお構いなしで、メトロの中は大盛り上がり!

浮かれる人のイラスト(男性)


「10・9・.8・・・・・3・2・1」「ボナネ!!」 

 フランス語でハッピーニューイヤーは、ボナネ(Bon Annee!)といいます。

 ちなみに、日本時間より、フランス時間は8時間遅いので(サマータイムでは7時間)、フランスの年明けは、日本時間で1日朝8時になります。

 凱旋門で、カウントダウンとは行きませんでしたが、逆にいい思い出になりました。

 そして、おおよそ1時間程度遅れて、凱旋門に着きました!

 あのテレビでしている、綺麗なフランス!凱旋門!エッフェル塔などで花火!!というのは、表向きなのかもしれません。


 正直、年越し年明けは、かなり危険です!

驚く豚のイラスト


 そこらへんで、瓶が投げられる音、火がでていたり、大騒ぎしてたり、なんでもありの無法地帯と化していました。


 シャンゼリゼ通りのお店は、ガレージが締められ完全防御態勢!しかし、お店のガラスが割られたり、かなり危険でした!

 かなり怖かったし、危なかったです!もちろん、年やタイミングにもよるかもしれませんが、観光される際には、十分に注意してもらったほうがいいかもしれませんね!


 そんなこんなの年越しイベント。

 皆さんも参加されるときは、時間に余裕を持つこと。そしてイベントは危険が伴うことを承知して、楽しい時間を過ごして下さいね。


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パリ生活あると便利なもの

私は、パリではおおよそ3カ月間生活をしました。

その中で便利なのが、メトロ(地下鉄)の定期券みたいなものを買うと安くて、とても便利です。対象エリアや使用期間によって値段も異なります。

電車内のイラスト(背景素材)



私は、自分の生活圏内のものを1カ月単位の更新で取得していました。

あと、パリの地図を1つ買ってずっとそれを持ち歩いていました。

メトロの地図などもあってとても便利でした。ただ15年ほど前のことなので、現在は携帯がもっと便利ですね(笑)

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屋根裏生活の事情

日本からパリに来て、最初の2か月半は語学学校に通いながら屋根裏部屋で暮らしました。

実は、ホームステイでした。


 
 場所は、パリ16区高級アパート。

3畳ほどの部屋に、洗面所のみ。

トイレ、シャワーは共同。キッチンは、朝食のみ、自由に使用して良いということでした。

天窓には常に鳩が・・・



 
 屋根裏部屋には、鍵があり、他にも留学生が数名いました。

普通、ホームステイと言えば、一つの家庭で一緒に暮らし、ディナーを一緒に食べ、時には一緒に出掛けたりしながら、

語学力向上やその国の生活を体験出来るというもの。


しかしパリでの生活は、ホームステイというより、一人暮らしのような感覚でした。

語学学校と宿泊がセットのプランでした。



泊まるところがない!2週間をどうする?

 語学学校&ホームステイ終了後、約2週間、空白の期間がありました。


次は日本での知り合いの紹介で、アジャンの一つ星レストランで働かせてもらう事となっていました。


ワーホリでは、とりあえず出発の日にちを決めなければならず、
 
出発前に2週間空くことは事前に分かっていましたが、

なんとかなるだろうと思っていました。

ここをどう乗り切るか、語学学校で知り合った友達が2週間居候させてくれました! 

この期間は本当にどうやって乗り切ろうか後半かなり焦っていました。

そういう意味で、語学学校で知り合いを作るのは、困った時に話せるので本当に良かった。

次はアジャンへ引っ越し


2007年3月5日 いよいよパリでの生活に終止符をうち、次なる街、アジャンへ。

語学学校で出会った友達が見送りに来てくれ、GARE DE LYONからTGVで、AGENへ。

 フランスにきた時の荷物をすべて、持っての移動なので、スーツケース1つ。

 ドラムバック1つ。あといつの間にやら増えた荷物を大きなリックサックを買って、もう一つ。

大荷物を3つ持っての大移動! 100kgあったんじゃないかなと思います!

 TGVって、16車両ぐらいあって、とーーてっも長く、日本でいう新幹線みたいなもの。

 改札入口のところが16車両目ぐらいでしたが、乗った車両は前方車両3両目ぐらいで・・・

 約100kgの荷物を持って、かなりの距離を歩く羽目に・・・

 歩いても歩いてもなかなか着きませんでした(笑)

 念のため、いつも必ず、このTGVはAGEN行きですか?と複数人に聞いていました! 

 一人だと適当に言われたら、困るので、必ず、いつも2人以上に行先が間違ってないか確認しました。 

 次なる問題が、大荷物の荷物置き場に限りがあること・・・

なんとか、スーツケースは置けたのですが、ドラムバックと大きなリュックサックは自分の座席へ・・・

 自分の席を見つけ、やっと座れることに、TGVでおおよそ3時間の旅!

見送りに来てくれた友達と別れ、一人、見知らぬ街AGENへ!

 このAGENは、学生のころのフランス旅行で行ったミシュラン1つ星レストランがあった街でした。

 ちょうど3年前に食べに行き、そこで食べたフォアグラの味に感動して、いつかここで働いてみたいと思った日から
3年後、同じ3月5日に来れました。

 ミシュラン星付きレストランで働くという目標が叶った日です!

そして、おおよそ3時間の旅・・・

車窓から見る景色は、自然が多いな風景しか覚えていませんが(笑) 

日本みたいに、「次は、AGEN、AGEN~」の放送があるわけでもなく、

隣に座っていた親切なフランス人に、「次はAGENに着きますか?」と聞いて、降りる準備を!

 いよいよ憧れの日からちょうど3年目の2007年3月5日にAGENの街に降り立つことができました!

 アジャンの1つ星レストランのシェフが駅に迎えに来てくれて、挨拶をかわし、シェフのベンツの車でレストランまで連れて行ってくれました。

 AGENのミシュラン1つ星レストランは、今日は休日で、働くのは明日からとの事でした。

 レストランと住み込みの場所が同じ建物で、案内してもらいました。

そして、夜ご飯は、シェフとシェフの家族と一緒に!そこで食べさせてもらった、ムース・ショコラが絶品で、今も忘れることができません!!

フランス星付きレストランのシェフが参加できる研修にて。修行からここまで参加できるようになるのが大変でした。

いよいよ明日からは、AGENの街のミシュラン1つ星レストランでの修行の日々です。

続く

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