フランス料理留学④ 世界最高峰の料理コンクール ボギューズドール

フランスでの経験
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着いたらまず、ユースホステル探し

 リヨンに3泊4日の一人旅。

 目的は、ボギューズドールを見に行くこと。

  ボギューズドール とは、リヨン郊外で行われる料理やお菓子の世界大会です!

 世界最高峰の料理コンクールで、2年に一度行われる料理オリンピックともいわれています。

 さて、リヨンに着いて、さっそくユースホステル探しました。

 この時代には、まだスマホがなく、私は、地球の歩き方1冊を持って、これだけを頼りに、探しました。

 海外旅行や海外に住む時には、絶対に持っていくべき、おすすめの本が『地球の歩き方』です。

 そして、新しい街に着いたら必ず最初に訪れるところがあります!観光案内所です。

 そこで、地図やその街の情報を得られるだけ得るようにします!

 地球の歩き方以外の情報が全くなかったので、そこで得られる情報は大きいです。

 当時は、フランス語が話せなかったので、必死で英語で、ユースホステルの場所や街の情報を聞きました。

 そして、聞き取れないといけないので、重要なことは地図などに書いてもらいました。

 観光案内所は大概、駅の近くや街の中心部などにあるので、わかりやすいです。

 そして、必ずと言っていいほど、観光案内所の担当者の人は親切です!



 そして、いざ、ユースホステル探し!

 地図上では遠くないはずが、なんと丘のふもとらへんで、登坂の連続でそこまで歩くのがかなり大変でした(笑)

 ついたら、チャックインの手続き!

 そして、部屋に閉じこもるのではなく、オープンスぺ―スに行って、友達作り(笑)

 以外といろいろな国の人に話しかけられるので、会話で弾みます。そして、いろいろな情報交換ができるので、積極的に。

 次の日は、ボギューズドールを見に行くために、リヨン郊外に。

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料理やお菓子の世界大会 ボギューズドール

 リヨン郊外は、バスしかなく、ここで問題なのが、地球の歩き方にも観光案内所でもらった資料にもどこにも地図が載っていませんでした。

 とりあえず、バスに乗ると、同じ日本人の人がいました。

 チャンスとばかり話しかけると、その日本人はフランス在住の方で、ボギューズドールを見るには、チケットがいると教えてくれました。



 「ガーン!」

絶望のイラスト(男性)




 チケットがいることを知らなった私は、持ってないし・・・せっかく来たのにどうしよう・・・!!
(事前に調べずに行くとこうなります・・)




 途方に暮れてると、その日本人の方が知り合いに連絡をとってくれて、なんとチケットを手配してくれました!

喜ぶハムスターのキャラクター

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VIPチケットで入場した話

 しかも、そのチケット、VIPってかいてあるじゃないですか!

 そして、初日は、パティシエの世界大会を見ることができました!見本市などもあり、いろいろと見学もできました。


  パティシエの 世界大会は、飴細工・チョコレート細工・氷細工で、3部門トータルで採点されます。

 そして、なんと日本代表の方が世界一になって、すごく感動しました。(2007年度)

 世界大会が終わって、歩いていると、ここからが頂いたVIPチケットのすごいところ。

 ある入口のところには、VIP専用と書いたあり、VIPチケットをもっていた私は中に入ることができました!

 そしたら、なんとその日本代表の方がおられて、なんとなんと、世界一のトロフィーを持たせてくれて、一緒に写真撮影にも応じてくださいました!   


少し話もでき、本当に感動しました。のちに、知ったことですが、情熱大陸の密着取材を受けていたらしく、さらに感動。


良いことが続く訳もなく・・


 時間を忘れて、大盛り上がりし、さあ夜も遅くなったので帰ろうとしたら、そこからが最悪でした・・・バスがなくなってる・・・

 自分がいる場所も地図も何もないのでわからないし、途方にくれていると、やはり同じ外国人の人も数十人いました・・・

 知らない人たちが集まって、知らない外国人の人とタクシーを相乗りしました(笑)

 なんとか、リヨン駅まで着きました!この時は、本当ににヤバいと思いました!

 そして、リヨン駅から宿泊先のユースホステルに。

 真夜中なので、泊まるところは、20人ぐらいで雑魚寝の部屋でした・・・

 本当に雑魚寝で、荷物は、身体に身に付けたまま、シャワーも浴びれずに寝ました。


 次の日もまたまたボギューズドール2日目料理部門を見に行きました。

ボギューズやレジースマルコンなど三ツ星シェフが審査員だったので、見れて感動。その日は、前回の反省から、早めにバスで帰りました。



 ユースホステルはこの日はいっぱいだったので、格安ホテルを探し、宿泊。

 そして、ボギューズのカジュアルレストラン(le sudl`est)とかに食べ歩きをしました。

 入った瞬間、急に奥の方に来いって言われて、一人だったから、帰らされるのかと思たら、キッチンに通されて厨房みせてもらったり。
 

 食べ歩きをする際には、フランスのミシュランガイドブックを1冊持っていたので、その本で目星をつけておくと便利です!

 フランス語ですが、レストラン情報はこれが一番。

 海外旅行するときは、地球の歩き方とミシュランガイドブックは必須です!(料理人だけでなく、レストラン探しにも参考になると思います。)

 本当に、リヨンの旅では、行き当たりばったりでしたが、たくさん素敵な思い出ができました。

続く。

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