フランス料理留学①  手続き編

フランスでの経験

 2006年、ワーキングホリデーで一年間渡仏し、その後就労ビザを取得し、2011年11月まで、5年の日々をフランス各地、パリ・ボルドー・プロヴァンス・アルザスと各地のミシュラン1つ星レストランで、スーシェフなどを経験しました✈️
 

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ワーキングホリデーを取得するまでの流れ

 もう約15年前になるので、記憶の限りですが、当時の事を書きたいと思います。2006年2月頃にワーキングホリデービザ申請に必要な申請書類を用意し、12月に出発しました。

あくまで、当時の体験談なので、最新の正しい情報は、在日フランス大使館のHPを確認してくださいね。HPは、こちら。

 現在、新型コロナウィルス感染症の影響により、新規のワーキングホリデービザの申請は受け付けていないそうです。(2021年9月現在)
 早くコロナが早く落ち着きますように。

 ワーキングホリデーや就労ビザにご興味がある方や、海外に興味ある方、冒険に興味ある方、さらっと楽しく読んで頂いたら、幸いです。

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ワーホリ申請と取得後にやること!準備期間その①

書類申請について書きたいと思います。
あくまで、体験談ですので在日フランス館のHPにあるように、「誤った情報が伝えられることが非常に多く、また、申請や書類の内容についてのアドバイスは的確ではありませんので、申請却下の結果につながる場合があります。」と、仲介業者の事も書いてありますので、ご確認ください。

2006年12月3日。渡仏。
ワーキングホリデービザを取得して、1年間フランスで生活しました。

まずは、書類の準備を2月に始めました。

ワーキングホリデーにはいくつかの条件があります。

  • 申請時に満18歳以上30歳未満であること (30歳のお誕生日の前日まで申請が可能)
  • フランスを知るための渡航で、なおかつ仕事に就く意思があること
  • フランスへのワーキングホリデービザを過去に取得していないこと
  • 子ども同伴ではないこと

 そして、書類準備には作文があり、フランスでの意気込みを書きました✊


ポイントは3つ

①必ずフランスに永住したいとかフランスで長く住みたいって書くのは避ける。
②ワーホリの1年で帰ってきて、その後は日本でその経験を活かしていく事を書く!
③料理や芸術関係のことは書くのは避ける。

と、ワーホリ経験者やいろいろな口コミを聞きました。

当時は、日仏交流150周年前だったので、ワーホリの人数も少なく、取得できる確率が

低く、10人に1人ともと言われてました。

実際、友達と知り合いを含めて、ワーホリを申請した人3人中、通ったのは私だけでした。

 作文は、避けた方がよいと聞いてはいましたが料理のことは書きました。

書いて審査に通ったので、あくまで口コミは口コミです。

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出発日を決めよう!

12月3日にした理由ですが、

  • 航空券安い!

→航空券は、土日は高いし、夏休みや祝日も高いので、冬場の人気がない時期に!
これは、海外旅行あるあるですね。都合が合わせられそうなら、航空券がお得な需要が少ない時期を狙いましょう。

  • 渡仏までの時間と費用が乏しかったので、ぎりぎりの12月にした。
    →これは、個人的な理由になりますが笑。ワーホリ取得後、年内中に渡仏日を決定する必要があります。
  • 思いついた日

→12月3日という数字が、123ってゴロがよかったからです(笑)
自分で好きな日にちが決めれます。

が理由です!

ただし、申請審査期間は大体1週間から10日間かかり、

申請はフランス入国日の3カ月前からです。

通帳預金の残高証明が必要

 当時は、通帳預金の残高証明100万円以上が必要でした。帰国後も生活費の事があるので、
必要な残高より多めに貯めておきましょう。

もちろん、残高証明にも費用が数百円ほどかかります。

現在は、3100 ユーロ以上(相当する額の日本円)の残高があること(帰国のための航空券費
用を含む)。申請日から 1 カ月以内に発行されたものの残高証明がいります。今、1ユーロ130円(2021年9月)なので、

約403,000円ですね。

ワーホリ取得後にすること

ワーキングホリデー行く前にすることは、3つです。

仕事を辞める

一人暮らしの賃貸物件の解約!と実家への引っ越し

親に伝える(取得前にも相談しましょう)

仕事を辞めるですが、ワーホリを取得したので、退職の意向を伝えると私の場合、社員だったのでボーナスはなしになり、寸志という形でお気持ち頂けました。

一人暮らしの賃貸物件の解約!と実家への引っ越し

 実家暮らしの方は特に何もしなくて良いと思いますが、一人暮らしの方は手続きが必要になります。

 解約は簡単で、費用と期日をしっかり守ればいいだけです。

問題は、荷物です。実家にワーキングホリデー中、荷物を置かせてもらうことが必要です。

私の場合、荷物が多く軽トラ2台分ほどの荷物を持って帰ると、親に嫌がられました笑

親に伝える。

これは、各ご家庭の価値観によると思いますが、私の場合とても簡単でした。

親に、「フランスに1年間行く。」って言ったら、「あっそう!」で終わり!

 それよりも、親に伝えることより、荷物を置かせてくれというのが、難解でした。それはそうですよね、
突然軽トラ2台の荷物を持って来られると置く場所に困りますよね。

日本に完全帰国した5年後は、私の荷物は・・

荷物の半分は、捨てられてました。実家に置いた荷物は、最終的に、祖母の家の倉庫に・・・ 家具は全滅捨てられ、家電は5年間使わないと、壊れやすいので、すべて祖母のもの、もしくは廃棄・・

荷物は残念でしたが、(そりゃそう)

想像してみてください!フランスで1年間のワーホリビザ取得!

夢に向かってレッツゴー!! 

ワクワクしませんか?

メーデー(5月1日)に行くとルーブル美術館は閉まっています。

 仕事を辞め、住むところがなくなり、お金だけを持って、スーツケース1つで渡仏します。

飛行機にはスーツケース1個分と手荷物を持ち込んで。

夢を叶える前には、ほとんどすべてのものを断捨離して出発です。


ビザを申請する為に、東京のフランス大使館に

ワーホリビザを取得するためには、東京のフランス大使館へ、申請に行かなくてはいけません。

大使館のHPにも

  • 郵送による申請はできません。
  • 本人申請のみ。受付時間は月曜日から金曜日の午前9時から午前11時半まで(日本の祝祭日を除く)
  • 申請者は、フランス大使館HPに予約を入れてください。

と記載されています。

必要な語学力は?

フランス大使館のHPによると、滞在中の計画書および履歴書はフリーフォーマットはフランス語または英語で作成のこと。

ある程度最低限の英語かフランス語が必要ではないでしょうか?

 私の渡仏する前のフランス語学は、123アンデゥートワァは、言えても10までは数えられませんでした…。

最初の約2か月はパリの語学学校で勉強し、後は職場で、日本人が一人もいない環境で働くと、覚えるしかありませんでした。

 フランス語が全く話せない分、フランスで生のフランス語を音として聞いていたので、余分な知識がない分、スムーズに覚えれましたし、単語を覚えていても、実際の会話の発音は違うので、実践で覚えました。

渡仏する前に、そろえた必要なもの


必要なもの

ペン

日本のペンはクオリティーが高い!特に、0.5や0.3など、細目のペンはフランスには見当たらなかったです。日本から持っていくべき!

ノート

日本の紙文化はすごい。フランスは山が少なく、資源が少ないのか、紙が高い。永久保存版にするノートなどは、日本から持っていくのがおすすめ。

インスタントラーメン

パリには日本人界があるので、高くても手に入るが、地方では厳しい。

日本食は食べたいと思わなかったが、ラーメンは食べたくなります!特に、チキンラーメンは必須です。水が硬水なので、チキンラーメンが一番お勧め。

あとかさばらなく、容量が小さいのは棒ラーメン。これは大量に買って持って行ってました。

後、海外に持って行くと良いものは梅干しや自分が好みのもの、常備薬などがお勧めです。甘いものやこってりが多いので
あっさり、塩分が欲しくなったりします。

●スキンケア品や常備薬 肌に合う化粧品やシャンプーなどあれば、現地で合うものが見つかるまで
便利かと思います。 

不必要なもの

電子辞書

これは、絶対にいらない!これがあればコミュニケーションの障害になります。

渡仏当初は重宝してましたが、フランス人の友達にそれはいらない使うなと言われてから、まったく使いませんでした。

そしたら、語学能力が急激に伸びました。辞書はコミュニケーションをとる際の弊害になります。基本、いらないと思います。

→主人の個人的なフランス語の身の付け方なので、私はあっても良いと思います。

その他
日本の雑誌や小説が読みたくなります。

私は、コストかかりますが、手荷物検査を過ぎたあとの、免税店で買いました。

以外といろいろな必需品が売っています。 

荷物を10kg送ろうと思えば、当時で1万円ぐらいしました。(航空便の場合、2021、9現在16,200円)
また、それ以上に日本と違って、フランスの郵便事情は雑なので、必ず荷物が届くとは限りません。
実際、届かなったことがありました。

余談ですが、私はスーツケース1個の中に仕事道具の包丁やコックコートの他に、いろいろなものを持っていきました。

ただ、スーツケースの容量はおおよそ、24kg。

このうち、生活に必要な衣服等や仕事道具を除けば、残り5kg程度。
手荷物検査に引っかからないギリギリサイズのカバンに、重たいものを入れました。

あと、衣服は、自分の身に着けるものは、大丈夫なので、コート、セーターは3枚、ズボンは2着など、着れるだけきました。

ちなみに、この時は12月に渡仏したので、コートは普通でしたが、一度5月に渡仏したときは、周りが半袖の時期にも関わらず、コートを来たことがあります。

現在は手荷物は各航空会社によりますがだいたい7~10キロ、スーツケース預かりは20キロまでが

多いので、各航空会社の情報をチェックしてくださいね。

渡仏前にしなくては損をすること

住民票をぬく。

私たちは、日本在住な限り、住民税という税金がかかります。なので、渡仏する前には、市役所で、住民票を海外在住にして、免税すると便利です。

ただし、その弊害は、日本の保険証が無くなる。

あと年金も払うか免除手続きをするかも必要です。

このあたりも含めて、渡仏が決定することしなければいけないことがたくさんあります。


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