フリット(frit)とはイタリア語で揚げると言う意味。
春の味覚、山菜のこごみをフリットに。
リゾット(Risotto)は、もともとイタリアで食べられてきた麦類の料理に東洋(中東)から伝播した米が融合した料理です。簡単に冷やご飯を使ってアレンジしてみました。
栄養説明
こごみには、シダ植物の若葉で、山菜の一種。
渦巻き状の芽がかがんでいるように見えることから、方言の「こごむ(かがむ)」が名前の由来。
こごみは、カロリーが低いわりに栄養価の高い山菜。
ビタミンCや葉酸などのビタミン類、カリウムやカルシウムなどのミネラルが多く含まれ、抗酸化作用を持つβ‐カロテンも豊富。
また、食物繊維のうち不溶性食物繊維が豊富で便通の促進に効果的。
お米には、パワーの源となるでんぷんの他、タンパク質や脂肪、ビタミンB1やビタミンEなどの栄養素が豊富。
成分の7割以上を占めるでんぷんは極めて質が良く、消化・吸収も高く、脳の働きを活性化してくれます。
調理時間と材料
⌛️調理時間 20分
🍽材料 1人分
こごみのフリット
こごみ 2本
薄力粉 大さじ 2
パルメザンチーズ 少々
塩 少々
揚げ油 適量
リゾット
玉葱 1/4個
にんにく 1片
冷やご飯 70g程度
パルメザンチーズ 大さじ2程度
ブイヨン 200ml程度
バター 10g程度
塩胡椒 少々
作り方
🍳作り方
こごみのフリット
①こごみは、しっかりと水洗いし、下処理をする。
②薄力粉をはぶし、バッター(薄力粉と水、1対1程度であわせたもの)にからめる。
③フライパンに揚げ油を熱し、170度程度で揚げる。
④油を切り、塩、パルメザンチーズで味を調える。
リゾット
①玉葱、にんにくはみじん切りにする。
②フライパンにバターとにんにくをあわせ、香りがでたら、玉葱をあわせ、じっくりと炒める。
③冷やご飯をあわせる。
④ブイヨンを加え、水分がなくなる程度まで、弱火で煮込む。
⑤パルメザンチーズをあわせ、塩胡椒で味を調える。
仕上げ
①器にリゾットを盛り付ける。
②こごみのフリットを添え、パルメザンチーズをちらす。
→写真は、仕上げに黒胡椒をちらし、セルフィーユを盛り付けています。
ポイント
💡ブイヨンは、市販のブイヨンやチキンコンソメの素を分量通りにのばして使用すると簡単です。
💡こごみなど山菜が手に入れば、春の味覚をリゾットとともに楽しんでみて下さい。
💡パルメザンチーズは塩分を持っているので、必ず、チーズをあわせた後に、塩胡椒で味を調えて下さい。
クリック応援お願いします^^
にほんブログ村
おうちごはんランキング