【簡単!分かりやすく!】料理人によるフランス料理のテーブルマナー

フランス料理

 

テーブルマナー初めての方からお店側の意向も知りたい慣れた方向けの記事です。

 フランス料理を食べたいけど、テーブルマナーが不安。出来る人のマナーが知りたい!
披露宴や誕生日、記念日、お友達同士の時に、知っておくと安心ですよね。

服装は? 注文方法は? コース料理の順番は? フォークナイフの使い方は?お会計は? などなどの不安要素がたくさんあると思うので、ここでは、1つ1つ不安を解消して、美味しいフランス料理、楽しい時間が過ごせるお手伝いをしたいと思います。

「フランス料理の食事のマナー」をフランスのミシュラン1つ星レストランで副料理長をしていた経験をもとに、お伝えしようと思います。


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テーブルマナーで一番大切な事

 フランス料理のテーブルマナーで一番大切なことは、「美味しく楽しく食べること」。

フランスの格式高いミシュラン3つ星レストランに食事に行った際もフランス人のシェフやメートドテール(支配人)もみんな同じことを言います。

 人に美味しいと喜んで頂けるように、一生懸命作っているからです。

どんなにテーブルマナーを身に付けても、美味しく楽しい時間が過ごせないとテーブルマナーを身に付けても意味がない!ということを覚えていて下さい。

テーブルマナーは、相手や周りのお客様に不快な思いをさせないためのものであるのこと。

堅苦しく考えず、リラックスしてテーブルマナーを理解して頂ければと思います。


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フランス料理店の服装マナー

 フランス料理店には、「どんな服装で行けばいいんだろう?」と考えてしまうかもしれません。

レストランによって、服装は異なります。かなり厳格なレストランだと「ドレスコード」ありと明記されていますが、今の時代、ドレスコードがあるレストランはかなり少ないので安心してください。

高級レストランでもお店の雰囲気にあったファッションで大丈夫です。


具体的な例を挙げてみましょう。

・ドレスコードのありなしにかかわらず、レストランの雰囲気にあった服装が良いでしょう。 男性の方は、ジャケットやカッターシャツなどを着用程度。

・夏場のTシャツ一枚も避けたほうが無難。

・ジーパンなどは避けた方が無難。

・足元のサンダルは避けた方が良い。

香水が強すぎる香りのものは避ける。

・過度に派手な服装や装飾は避けて方が無難。

カジュアルめのお店でも、上記の最低限のマナーは意識するようにしてください。

→私の経験を踏まえたレストランスタッフ本音は、特に香水が強いお客様は料理の香りや周りのお客様にも深いな思いをさせるので嫌がります。



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フランス料理店の予約の仕方


 HPやグルメサイトで予約できるので、事前予約がお勧めです。

もちろん、ミシュラン星付きレストランであっても事前予約なし(フランス料理店ではパッサージュという表現をしています。)でもテーブルに空きがあれば、大丈夫です。

ただし、予約なしの場合、レストラン側は想定していても急な対応が迫られるので、事前に予約し、気持ちよいサービスが提供できるように配慮して頂くここをお勧めします。

→私の経験を踏まえたレストランスタッフ本音は、予約なしはバタバタするので、事前に予約して頂けると非常に助かる。

 特に予約なしで営業時間ギリギリの来店は、避けてほしいのが本音です。 (スタッフは、ディナーまでの間は、休憩や仕込みをすることが多い為。)


ただし、オーナーは何時だろうと直接的な利益になるので、お客様の来店は非常に喜びます。)

またお店によっては、年齢制限を行っているレストランもありますので、お子様と一緒の場合は、事前確認が無難です。


注文方法とアレルギーについて

 レストランでの注文は事前予約の際、アレルギーを聞かれることが多いです。

もちろん、予約の際にテーブルだけ予約して、来店時に注文でも問題ありません。

ただ、これも上記と同じく、スタッフ側は事前予約をして頂けるほうが負担が少なく、より充実した料理を提供できるのは間違いありません。

また、注文は、コース料理なのかコース料理ではなくメニューを見て注文する(アラカルト)か。

レストランによれば、アラカルトがなく、すべてコース料理だけのお店も多いです。

また、〇コースなのか△コースなのか、□コースなのか、事前にHP等で確認しながら予約することができます。

コース料理を予約する場合も当日、注文する場合でも、料理名だけではなかなか何が入っているのか分かりにくいので、アレルギー等はしっかりと伝えておいてください。

予約サイトの場合は、記入欄がある、もしくは、ご要望欄があるので、必ず記載してください。

当日の変更は対応が難しいので、予約の際がお勧めです。

レストランを利用される特別な日が多いと思いますので、誕生日のお祝い・記念日のお祝いなどの場合は、事前にその趣旨の伝えておくと、素敵なサービスが受けられることが多いです。

→私の経験を踏まえたレストランスタッフ本音は、お祝い事を事前に教えて頂けると、喜んでもらいたいという料理人願望のもと、全力でメッセージプレート等を準備しています。

 

飲み物の注文方法

フランス料理のお店では、まず最初に食前酒を注文するのが一般的です。

飲み物のリストがメニューリストとは別にあることが一般的です。

どれが良いのか、分からない場合は、サービスやソムリエがお勧めを紹介してくれるので、聞いてみるのが一番です。

ただし、飲み物は、基本的には頼みますが、いらない場合は、結構ですと言えば、問題ありません。

お酒が苦手な方や高級なフランス料理店の場合は、ガス入りの炭酸水などを注文すれば無難です。

→私の経験を踏まえたレストランスタッフ本音は、注文してもらえると非常に助かるというのが本音です。ただし、ランチの場合は、お店側もそこまで利益がでるとは思っていませんが、ディナーは注文してもらえると助かります。

コース料理の流れ

 フランス料理の基本的なコース料理の流れを説明します。

アミューズ

(先付けのようなもの)もしくは、ミーザンブーシュと言ったり、アペリティフと表現されたりする場合もあります。

オードブル

 前菜

スープ

 スープもしくは、ポタージュと表現されたりします。

ポワソン

魚料理

ヴィアンド

 肉料理

デセール

 デザート

カフェ・ミニアディーズ

 コーヒーもしくは、紅茶、ハーブティーと小さな茶菓子

パンは、スープのあとにでてくることが多いです。また、アミューズは2、3種類の盛り合わせだったり、1品1品と順番にでてきたりとレストランによって様々です。

 コース料理の流れは、レストランやコース料理の値段によって様々。魚料理や肉料理が2品続くこともありますし、デザートの前に、フロマージュ(チーズ)がある場合もあります。

お手軽なコースだと、アントレ(前菜)→プラ(メイン料理)→デセール(デザート)という3品とパンが付くコースもあります。

ほとんどの場合、メニューに記載してあるので安心してください。

また、シェフのお任せコースなどと書かれている場合は、コースの品数や量、アレルギー食材を事前に確認しておけば、安心です。





フォークナイフの使い方 【外側から順が基本】


 フランス料理は、テーブルの上に、フォークナイフがずらっと並んで、どれから使っていいのかまったくわからない!っていうお声をよく耳にします。

昔の定番やホテルなどではフォークナイフがずらっと並んでいる形式が多かったかもしれませんが、最近ではフォークナイフがその都度、提供されるスタイルが主流になっています。

ちなみに、フォークやナイフのことをカトラリーと言います。

カトラリーがずらっと並んでいる際は、

ナイフやフォークなどのカトラリーは「外側から順に」が基本です。

 上に並んでいる場合はデザート用です。

「ナイフ・フォーク」の持ち方

フォークは左手、ナイフは右手(左手の方は逆でもOK)に持ち、それぞれ人差し指を添えて持ちます。

→ナイフやフォークを落としてしまった場合は、スタッフの方が拾ってくれます。

カトラリーは、食事中ですという合図は、お皿の上に「ハの字」になるように置く。

食べ終えたという合図は、右柄に揃えておく。

(食べ残しがあるが食べ終えたという合図の場合も同様に、右側に揃えておく。)

ナプキンの正しい使い方

食事などがスタートするタイミングで広げてください。

二つ折りにして、折り目を自分の方に向けてふとももの上に置いてください。

口や手を拭くのはナプキンの内側の端で拭いてください。

グラスの持ち方

持ち方は、シャンパングラスでもワイングラスでも同じ。
親指~中指の3本でもって、薬指で固定します。上の方を持つとドリンクがぬるくなってしまうので、なるべく下の方をもつようにしましょう。

パンの食べ方とタイミング

パンを食べるタイミングに決まりはありませんが、コースの量と相談しながら食べましょう。お代わりも自由です。

ただし、パンはメインのお皿と一緒に下げられてしまうので、それを想定して調節するようにしてください。

直接かぶりついたりせず、一口サイズにちぎって食べるように。バターやオリーブオイルをつけるのも、一度ちぎってからにしてください。

フランス料理を食べ方

コース料理の場合、基本的のその都度、提供されるカトラリーを使用して食べて頂くと問題ないです。 スタッフが料理の説明とともにカトラリーの説明もしてくれるので安心してください。

 アミューズは、オードブル(前菜)の前のお店からのおもてなし・先付けのような小さいな料理。一口で食べられるものが主流です。アミューズ用のカトラリーが無い場合は、手づかみでOK。

スープは、口に入れるときは、音をたてないように注意してください。

フランス語ではスープは飲むと表現せず、食べると表現します。

食器を持ち上げて食べたり、不快な音を立てたりしながら食べないように注意してください。

魚・肉料理は、最初に全部切り分ける避けて下さい。一口サイズにその都度切って、食べて下さい。また付け合わせやソースとバランスを見て食べて下さい。

あまったソースは、パンを一口大にちぎって付けて食べてもらってもOK!

正直、いろいろなテーブルマナーには、賛否両論な意見がありますが、ソースまで残さず綺麗に食べてもらえるとスタッフも非常に喜びます。


ステーキの場合、「焼き加減」を聞かれた際は?

 英語(フランス語)で、

レア(ブルー)

ミディアムレア(ロゼもしくはセニャン)

ミディアム(ア・ポワン)

ウェルダン(ヴィアン・キュイ)

レア・・・・ウェルダンの順に火が入った状態なります。

どの状態を選択るのは、お客様の自由です自分に適した焼き加減を注文して下さい

→私の経験を踏まえたレストランスタッフ本音は、ウェルダン(ヴィアン・キュイ)は、せっかく美味しいお肉が完全に火が入ってしまうと固くなって美味しくないのでもったいない!が本音です。

お勧めはミディアムレアです。

 デザートの前に、メイン皿やパン皿など、すべてを片付けてもらい、テーブルに残ったパンくずなどをスタッフが掃除してくれます。

→日本の場合は、デザートとコーヒー紅茶などが一緒にでてきますが、高級店などでは、デザートが出てきたあとに、コーヒー・紅茶・プティフール(茶菓子)がでてきます。

 いろいろと表現するとテーブルマナーは難しいと思うかもしれませんが、心配いりません、一番のテーブルマナーは楽しく美味しく食べること。 他のお客様に迷惑にならなければ、フォークナイフを反対に持っても、お肉の焼き加減が分からなくてもまったく問題ありません。




お手洗いの利用の仕方

 お手洗いを利用する際は、食事中は避けてもらえると一番良いです。食事前か、食事後に行くようにしましょう。

ただし、もし食事中に利用する際は、料理と料理の合間に利用してください。

→私の経験を踏まえたレストランスタッフ本音は、お客様が席を立たれた場合、料理はストップしますサービスの支持によって作ることが多いので、料理が下げられたタイミングなどでお手洗いを利用される方が助かります。

 お客様が席を立たれたままの場合、作った料理をもう一度作り直さないといけないことになります。

 ちなみに、私がスーシェフをしていたミシュラン1つ星レストランでは、温かい料理が完成して30秒以上たっても運ばれない場合、作り直しをしていました。



お会計・退店時のマナー

お会計は、基本テーブル会計が一般的です。

サービスにお会計などアピールすると気づいてくれます。

また、お会計の中には、サービス料〇〇%と含まれている場合が多いです。

あらかじめ、理解して素敵なサービスを受けて下さい。

ちなみに、日本では、チップの習慣はありません。

また使用したナプキンは綺麗に折りたたむのではなく無造作にたたんでターブルの端に置くのが基本です。これが、また来たい。美味しかったという合図になるので、間違っても綺麗に折りたたんで帰らないようにして下さい。

そして、シェフやスタッフがお見送りしてくれる際は、ご馳走様、美味しかった、素敵なサービスをありがとうなど、声掛けをして頂けると、スタッフのモチベーションにつながります。

まとめ

フランス料理のテーブルマナーで一番大切なことは、「美味しく楽しく食べること」。

テーブルマナーは、相手や周りのお客様に不快な思いをさせないためのものであるのこと。

Tシャツやジーパン、サンダル、香水などは避け、男性の方は、ジャケットやカッターシャツなどを着用しましょう。

事前予約がお勧め。お子様と一緒の場合は、事前確認が無難です。

料理を予約する場合も当日、注文する場合でも、アレルギー等はしっかりと伝えてましょう。

ナイフやフォークなどのカトラリーは「外側から順に」が基本です。

フォークは左手、ナイフは右手(左手の方は逆でもOK)に持ち、それぞれ人差し指を添えて持ちます。

→ナイフやフォークを落としてしまった場合は、スタッフの方が拾ってくれます。

グラスの持ち方は、シャンパングラスでもワイングラスでも同じ。
親指~中指の3本でもって、薬指で固定します。

食事中ですという合図は、お皿の上に「ハの字」になるように置く。

食べ終えたという合図は、右柄に揃えておく。

ナプキンは、二つ折りにして、折り目を自分の方に向けてふとももの上に置いてください。

口や手を拭くのはナプキンの内側の端で拭いてください。

お手洗いを利用する際は、事中は避けてもらえると一番良いです。食事前か、食事後に行くようにしましょう。

ただし、もし食事中に利用する際は、料理と料理の合間に利用してください。

お会計は、基本テーブル会計が一般的です。

無造作にたたんでターブルの端に置くのが基本です。これが、また来たい。美味しかったという合図になるので、間違っても綺麗に折りたたんで帰らないようにして下さい。

 結局は、お料理を楽しむのが一番です^^ お手洗いもどうしようもない時は、途中でも遠慮なく行っていただいて大丈夫だと思います。


 お皿に付いてあるソースをパンでお皿を拭うようにして食べるのも、「おっ!この人よく知っているな」とお店の人から思われるかもしれません。

綺麗に最後まで食べて貰えると嬉しいですよね!

レストランで、スマートに綺麗に気持ちよくお食事される為にも覚えておくとお役に立てると思います。

 堅苦しく考えず、フランス料理のお食事を楽しんで来てくださいね。

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